2019年03月31日 [お客様の声]
私が初めて利用した便利屋の場合

最近身近に増えてきた便利屋と言う業者は一体何をしてくれるのか?利用する前にお店の情報を調べること・電話で確認すべきこととは?
みなさんは便利屋を利用したことがありますか?
年を重ねるにつれ、重いものなどの移動も億劫になりますし「利用してみようかなあ…」と考える方も少なくないのではないでしょうか。
昔からある便利屋ですが、店舗によって対応力は千差万別。
こっちの店舗はOKだけど、そっちの店舗はNGだとか。
これじゃあ何のための「便利屋」なんだか…(涙)
一目見て利用できる詳しい内容が書かれていればまさに「便利」なのですが、だいたいが「便利屋!何でもお受けします!」だと思いませんか?
私もその謳い文句を頼り、便利屋を利用した一人なんです(笑)
今回、その時の体験談をご紹介出来ればと思います。
私は実家を出て一人暮らしをしていたのですが、じーちゃんばーちゃんが高齢と言うこともあり、地元に帰り実家で暮らし始めたんです。
家には地下があり、ばーちゃんが必要のなくなったものを引きずっては地下に落とす…(笑)
と言う暮らしを何年も続けていました。
私は「そんなもの捨てたら良いのに」と思うものばかりでしたが、ばーちゃんにとって「取っておくべきもの」だったのでしょうね。
そうしてばーちゃんが引きずっては落としていったものを、私が地下に行っては奥へ詰め込む(ほぼ物置状態)と言う感じ。
地下に置いてあるものは家具、衣類、靴、など種類はバラバラで、地下行きになったものから順番に、奥へ奥へと詰め込んでいったのです。
そうした結果、ついに手の付けようがない状態になってしまいました。
ようやく焦り始め、私は思わず頭を抱えてしまいました。
「あ?!こんなことになるなら、便利屋にでも頼むんだった?!」と(笑)
いい加減片付けなくては!と、ばーちゃんに「地下にあるものを少しずつ売るか、譲るか、便利屋に頼んでみない?」と話を持ち掛けてみたんです。
「便利屋なんて何してくれるのか分からないものには頼めない!」の一点張り。
そりゃあそうですよね、他人が自分の家に上がり、自分の家のものを見て、査定するのですから。
そこで、まずは電話をかけて「何をしてくれるのか」「何を引き取ってくれるのか」を確認することにしました!
私が利用したのは新聞の折り込みチラシの便利屋でした。
「売る」もしくは「引き取り」を考えていたので、利用内容を引き受けてくれそうな3枚のチラシを見比べました。
「ここなら家に置いてあるものでも良さそうかも?」と思った見出しがコチラ。
「自宅に行って無料見積もりします!」
「お家にある要らなくなったものを何でも引き取ります!」
「要らなくなったお洋服を買い取ります!」
「その場で見積もり買い取りします!」
などでした。
う?ん、さすがに利用意欲をそそられるキャッチフレーズですよね!
便利屋も商売ですから、なんとか利用してもらおうと思ってるんだろうなあと感じました。
そして電話です。
便利屋のお兄さんは、元気よくハキハキした口調で電話に出てくれました。
「だいぶ前に買った重たいダイニングテーブル(組み立て式)で、天板がこのくらいで…」
と、だいたいのサイズと幅6人掛け、奥行2人掛け、左右の脚に引き出しがあることを説明しました。
お兄さんは「大丈夫ですよ!見積もりをしますので、いつ頃予定されますか?今日でも良いですよ!」とのこと。
え、今日でも良いの?
早いこと片付けてしまいたいし、今日来てくれるなら嬉しいよなあ…。
と言う私の心の声は、みなさんにお分かりいただけるでしょうか?(笑)
と言うことで!
「今日お願いします!」とお伝えしたところ「今から向かいます!」と、とんとん拍子に話が進んでいきました!
待つこと30分程、便利屋さんが来てくれました。
人数は男性2人、女性1人。
男性だけなのかな…と思っていたので、女性がいたことで少し安心したことを覚えています。
女性がいることで、何かと話しやすいですしね!
そして例のダイニングテーブルを見ていただいたんです。
見るやいなや「いやあ…これはちょっと、ウチでは引き取り出来ませんねえ…」
え?!
テーブルの天板、幅、奥行、高さなどのサイズを詳細に電話で伝えたにも関わらず、この期に及んでダメなんですか?(涙)
結局ダイニングテーブルには目もくれず、他のものに目をつけ「コレはどうですか?」「アレはどうですか?」など。
洋服やバッグ、アクセサリーの買い取りを提案してきたんです!
それも超格安で…(笑)
せっかく来てもらったことだし「何かひとつでも買い取ってもらおうか」とばーちゃんと話し合い、じーちゃんが昔使っていた高いバッグを買い取ってもらいました。
金額は…言わせないでください、超安いです(笑)
結果「買い取り・引き取ってほしかったもの」ではなく、他のものを引き取ってもらうことになってしまったんです。
今回、便利屋の利用で私が感じたことは「何でもOK!」と言って家まで査定に来て「メインがダメでも他のものを査定しよう」と言う裏の顔が垣間見えてしまった。
と言うところでしょうか。
正直とても残念な気持ちになりました。
ばーちゃんは「こんなことならもう二度と頼まない!」と憤慨していましたが、私ももう利用することはないのかなあ…と感じています。
みなさんはお互い気持ちのよい取り引きが出来る便利屋、知りませんか?(笑)
私が便利屋の利用で学んだことは「あまり期待し過ぎないこと!(笑)」を最後の言葉に、お話を終わらせていただこうと思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
便利屋を必要とされている方に、良いご縁がありますように。

