2019年04月15日 [お客様の声]
ゴミ屋敷からすっきり部屋への救世主

ゴミ屋敷状態の僕の部屋を便利屋さんに頼みました!はじめて便利屋という存在に気づき、頼んだ体験記!僕なりの記録です。
僕の部屋は、まるでワイドショーで見るようなゴミ屋敷状態でした。
毎日帰るのがおっくうになるほど、そして自分でも引くほどのゴミ、ゴミ、ゴミ・・・
捨てるにも、どう分別したらいいのかもわからない。
そもそも僕は車も持っていない。
本当に手段が無い。
そんなとき、ネットでゴミ屋敷を片付けてくれる便利屋の存在に気づいた。
思い切って頼んでみた。
最初の見積もりでは、6?7万くらいの金額だと言われた。
まあ、それくらいなら大丈夫かなと思い、頼んだ。
当日、若い兄ちゃんみたいな作業員が2人来た。
黙々とゴミを片付けてくれた。
僕は何もしなくてもよかったが、一応自分の部屋なので立ち会った。
出かけていてもよかったらしいが、何となく立会いにした。
僕の部屋はけっこう大変だったらしく、2日かかった。
でも、部屋はすっからかんになった。
しかも他にゴミがあるなら一緒に持っていきますよ、と言ってくれたので、その日のゴミも一緒に持っていってもらった。
作業中は、作業員の兄ちゃんが僕と同世代ということもあって、話し相手もしてくれた。
いろんなことを話した。
けっこうそれも楽しかった。
僕の部屋はアパートで、5階。
しかもエレベーターもない。
狭い階段、他の階の住人の物が置いてあったりして、通路が狭くなっている所もある。
配達員が1回部屋まで配達するだけでも、すごく息を切らしてくるほど、急な階段。
そんな過酷な環境でも、黙々とゴミを運び出すために、何回も往復してくれた。
僕ではお金を貰っても、そんなことできない。
本当に大変な仕事だと思った。
生きていくって、大変だな、と思ったけど、その作業員の兄ちゃんは結婚していて子供もいた。
そりゃ守るべきものがあるなら、出来るよな・・・と少し偏狭な気持ちにもなった。
僕はずっと独り・・・。
ちょっと落ち込んで、でもやっぱり肉体労働、大変そうなのに、笑顔で作業。
強い人だ。
便利屋って、ちょっとやそっとの根性では出来ないんだな。
1日目で半分以上片付けてくれたが、まだ少し残っていた。
労働基準法みたいなもので、決まっているらしく、今日はこれ以上出来ませんといわれたが、十分だよ、と思った。
本当にスッキリした部屋になった。
いや、ただ元に戻っただけで、元々すっきりした部屋だったんだけどね。
2日目は、残りが少ないということもあって、作業員は1人だった。
昨日の話しの合った兄ちゃんだった。
プレステの話とか、学校時代の話とか、またいろいろ相手してくれながら作業してくれた。
2日目は半日で終わった。
昼頃に終わり、お金はその場で現金手渡しという流れ。
「・・・となりまして、リサイクル料金も含めまして、16万円になります」
えええーーーー!!
聞いてないよー!!
6?7万でいいって言ったじゃん!
でも予備に10万下ろして用意してたから、ギリ払えた。
金額を聞いたとき、顔は平然としていたど、心の中では発狂していた。
でも、この兄ちゃんは頑張ってくれたし、いろいろ話しもしてくれたし。
逆に16万やるから、ゴミ部屋掃除してって僕が言われたら、それでも嫌だからなぁ・・・。
それをやってくれたんだから、文句は特になかった。
片付いた部屋に明るい日差しが差し込んで、
とてもキレイな光景だった。
こんなに部屋って、広かったんだ・・・。
もっと大事にしないとな。
いろんな人に助けられて、僕は今日も生きている。
そんな思いに耽りながら、窓を開け、気持ちの良い風を部屋の中に入れた。
部屋もきっと喜んでいる。
部屋が片付くと、なんだか心まで清くなるね。
正しく生きようと、なんだか気持ちの良い気分になる。
本当に気持ちが良い。
空になった部屋。
本当に気持ち良い。
ついでに財布も空になったけどね・・・。

