2019年06月01日 [お客様の声]
簡単な棚の設置を依頼したがまさかの失敗!

可動式の棚をキッチンの壁に取り付けを依頼。完成は良かったが半年程経ってからその高さを変えようと動かしたところ、とんでもなくずさんな仕事だった!
リフォームをしてしばらく経った頃、キッチンの壁に棚が欲しくなりました。既存のオーブンやトースターの高さに合わせられ、かつ空間を効率よく利用できるように可動式の棚を設置することに決めました。リフォームをしてくれた大工さんに頼もうかと思いましたが、これくらいはDIYでもできるとネットで読んだこともあり、確かに職人でなくても便利屋さんでもできるかと思った私はさっそく依頼の電話をしました。必要な道具(工具以外)も全てこちらでそろえてあとは作業をするのみです。ところが当日、その人は一人で来ました。少し不安でしたが、男の人だし大丈夫だろうと…ちゃんと説明もしましたし、確かに難しい作業ではありません。完成後、その出来栄えを見ると、壁には釘の差し間違えの穴がたくさん… おまけに、穴をふさいでいるのはティッシュを小さくまるめたもの。それを器用に隙間に入れてありました。穴埋め用のパテも使っていません。棚はというと見た目は並行だし、ちゃんと金具も棚柱にはまっていたのでここは大目にみて金額の6000円を支払いました。
半年程経った後、オーブンを買い替えたので棚の高さを変更することにしました。1、2段上げて、金具を棚柱に差し込もうとするとなんと左右の棚柱が並行でないことが発覚しました。左を差すと、右にすっぽりとはまらない。たまたま今までのあの位置だけがきっちりはまっている状態だったのです。あの時、あの場で他の高さでも問題ないか私が確認をしなかったからいけなかったのか、発覚した時のショックは今でも忘れません。けれど、オーブンが置けないので一旦棚を取り外し、色々な高さで試してみました。左右きっちりはまる高さは見つかりませんでした。けれど棚がないのも不便なので、左右どちらかの金具がやや浮いた状態で使うことにしました。この不安定な状態の為、棚の上に置くものはなるべく軽いものに制限が必要になりました。
これが発覚した時、やり直しの依頼を電話でしました。かつて担当してくれた方ともう一人補佐が来ました。棚が並行ではないことを認めてはくれましたが、こうなったのはこの壁自体が垂直に立っていないからだと結論づけてきました。便利屋さんとしては、壁が垂直であることが前提で、自分たちはこういう測り方をしてここに棚柱を設置したという説明をしてきました。そして結果、壁が垂直でなかったから、高さを変えようとしたところこういう不具合が生じるのだと… ならあなたたちもあの時に他の高さで確かめるべきだと思いました。そうしていれば、今更こんなことが発覚しなくて済んだのにと。けれど、話し合っても無駄だと思い何も反論せず帰ってもらいました。
もし、本当に壁が垂直でなくても、これが大工さんだったら絶対にこんないい加減な仕上げはしないと思いました。なぜなら、今回のリフォームで我が家には同じタイプの可動式棚を家中にたくさん設置してもらっていたからです。生活スタイルに合わせて何度か棚の高さを変えていますが、このような不具合はどこにも起きていません。夫にもなぜ大工さんに依頼をしなかったのかと責められる結末に。お金を無駄にした気持ちで悲しくなりました。
私が依頼した便利屋さんは全国的にもメジャーで安心していましたが、内容や担当する人によって得手不得手があるのだということを学びました。ポストに入ってくるチラシを見ても確かに少し技術を要するものは謳ってありません。これを教訓に職人仕事は今後依頼をすることをやめて単純作業のみにしようと思いました。
最近、私の独居の父親が同じ便利屋さんに部屋の清掃依頼をしましたが、8000円で本人が満足するほど綺麗にしていってくれたそうです。こういう依頼にはもってこいのようです。

